3rd_place_toyama’s blog

女性と子どものためのカウンセリングルーム サードプレイス富山のブログです

【フォローアップ教室】ルールは親子で話し合って決める

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保護者が(子どもの心を想像できるほどの)心の余裕を持つこと

1月の保護者座談会が終わりました。

今回は、ゲームやタブレット使用のルールについてのお話しでした。

年長さん、年中さん対象だとまだちょっと早い気もしますが、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいることもあり、対応に困っているというお家がちらほら。

 

「ルールは、親の一方的な押し付けではなく、子どもと話し合って決める」

まあ、そうなんですが、これがやっぱり実行するとなると難しいですよね。

大人も子どもも、楽しいことは自主的にやめられませんよね?

時間が過ぎちゃったら、親が怒ってやめさせることってありませんか?厳しく怒ってやめさせるのは、親にしてみれば不快だけど簡単なのです。それが続くと子どもが怖い人には「怒られるからやめる」、怖くない人には「この人は怒らないから言うこと聞かない」という状態になり、結局家族内の人間関係の悪循環におちいってしまうのです。。怒られるばかりだと、子どもは、その人に対して近づかない、大事な話をしなくなります。

 

だから、親が一方的にルールを決めるより、子どもと話しあって決めることが大切になってきます。

 

制限時間が来る前に、親が10分前、5分前くらいに「もう終わりの時間が来る」と予告。子どもが時間を守って、我慢して、やめられたら褒めてください。もし、セーブが必要なものなら、時間内に終わるようにさせましょう。

 

好きなものでも、お互いに気持ちよく終わらせるような仕掛けを作っていく工夫が必要ですね。ゲームやタブレット使用する以外で、子どもが嬉しいこと、楽しいことをたくさん見つけてあげましょう。

 

大人は、子どもの心を想像し思いやれるように、時間の余裕と心の余裕を持つようにしていきたいですね(自戒を込めて)。