3rd_place_toyama’s blog

女性と子どものためのカウンセリングルーム サードプレイス富山のブログです

ベビーファースト

こんにちは。カウンセリングルーム サードプレイス富山の中の人です。

 

富山県が「ベビーファースト運動」に賛同していることや、富山県の成長戦略として「wellbeing」を掲げているということを最近メディアで知りました。

 

「ベビーファースト運動」? 日本青年会議所が昨年からやっている運動のようです。ホームページを見ましたが、具体的に何をしているのかは、いまいちよくわかんなかったです。

 

【私が考えるベビーファースト】

妊娠中から、夫婦が休みが取りやすい環境を作って欲しいと思います。ママの定期健診や両親揃って産前の教室に行きやすいように、パパが仕事を休める仕組みとか、赤ちゃんのために行っておいで〜〜って笑顔で送り出してくれるような、会社の雰囲気作ってほしいなぁ。

 

仕事忙しいから、そんなことで休めないとか、育休制度があっても周りの目を気にして、取りにくいと言われる方もいますよね。

 

でもね、ママと赤ちゃんを一番近くにいて守れるのはパパなのですよ。

 

周りの人たちも、子どもは社会全体で育てるものという意識を持って、子育てに取り組む人を応援してほしい。

 

特に、初めてお子さんを持つ方には産前の教室には参加してほしいですね。赤ちゃんの成長や、抱っこの仕方、沐浴の仕方、いろんなことを教えてくれます。参加して、赤ちゃんを迎える物理的・心理的準備を行なってください。それについては、NPO法人ファザーリング・ジャパンのHPに「コロナ禍における新しい妊娠出産環境を整えるためのチェックリスト」というのがありますが、周産期(妊娠、出産前後の期間のこと)で働くスタッフとしての視点からみても、とても良いチェックリストになっていると思います。

 

生まれてから、しばらくは時短勤務にできるとか。育児休暇も、フレキシブルに取れるようになるといいですよね。育児休暇というと乳児期(出生後〜1歳まで)のみというイメージがありますが、その後も育児は何年も続いていきます。幼児期、学童期に入っても、子どもの(平日の)行事や、体調不良の時にパパが休んでくれたら、とても助かるなと思います。

 

ママたちの話を聞いていると「パパの仕事がとても忙しくて、自分が大変と思っても助けてもらえないよね」とほとんど諦めたように語られる人がいます。出産前からとても孤独に感じている現状をなんとか打破できないだろうか、と思います。

「ワンオペ」っていう言葉が世の中からなくなるといいなぁ。

 

 

 

 

==*====*====*====*====*====*====*====*==

当カウンセリングルームは、赤ちゃん連れのカウンセリングもOKですよ。

成人男性へのカウンセリングはしませんが、「産前・産後の子育てと心について」の講演をやってほしいという声があれば、お引き受けしたいと思っています!!